2023/01_国内ドラマ

ブラッシュアップライフ【1話】感想 / 人生をゼロからやり直し!

『ブラッシュアップライフ』概要

放送日時

2023年1月8日(日)スタート
毎週日曜日 22:30~

放送局

日本テレビ系

制作スタッフ

脚本:バカリズム(映画『殺意の道程』、『架空OL日記』)
チーフプロデューサー:三上絵里子
演出:水野格 狩山俊輔

メインキャスト

近藤麻美(こんどう あさみ) / あーちん[33] :安藤サクラ
門倉夏希(かどくら なつき)/ なっち[33] : 夏帆
米川美穂(よねかわ みほ)/ みーぽん[33] :木南晴夏

近藤寛(こんどう ひろし)   : 田中直樹
近藤遥(こんどう はるか)  :志田未来

福田俊介(ふくだ しゅんすけ)/ ふくちゃん : 染谷将太
死後案内所 受付係 : バカリズム ほか

ストーリー

第一話のストーリーは、公式サイトを参照ください。

感想(以下、ネタバレあり!)

バカリズムさん脚本のコメディドラマ。平凡な人生の2周目をやり直すっていうキャッチに惹かれ、始まる前から楽しみにしていた作品です!
キャストも演技派の方ばかりで期待度”高”。
見始めてまず一番びっくりしたのは、セリフ量の多さ!どれぐらいのカット割で撮ってるんだろう。台本、分厚そう(笑)会話の「間」がないぐらいに早口ですが、内容をつかめないということはないです。そして、全体的に本当にテンポが速く、でも置いてきぼり感もない。
バカリズムさんの作品は初見ですが、すぐに登場人物たちの世界に入り込んでしまいました。
序盤の幼馴染3人組の何気ない夜遊びが、シュールでニヤニヤが止まりません!このシーンだけを見た人は、「一体なんのドラマなん?」って思っちゃいそうです。
人生をやり直すテーマのフィクションは珍しくないのですが、脚本のテンポと演者の力量で新鮮に感じます。友人同士のあるあるな会話も、まるでカフェで隣りの席の人の会話が偶然耳に入り、思わず笑ってしまいそうになるような感覚です。いや、でもそこで離脱せず見ていくと、次に大事な展開が待っていました。
安藤サクラさん演じる主人公の麻美があっけなく天国へ(天国よね?)。なんと脚本担当のバカリズムさんが、受付係として登場します。まるで麻美が勤めていた役所の方よろしく、その淡々としたやり取りも笑えます。ここから、麻美の人生の2周目が始まることに……。

後半からは人生の2週目を赤ちゃんからやり直すため、麻美の保育園時代を子役の永尾柚乃ちゃんが演じています。その演技が「見た目は子ども、頭脳は大人」そのもの!(どっかで聞いたような有名探偵さん)ほとんどのセリフは、大人の麻美のアテレコが入っているので、序盤の速いテンポが保たれていました。
何よりも永尾柚乃ちゃんの演技が秀逸です。ぜひチェックしてみてください!

印象的だったシーン

保育園児の麻美が、公衆電話を使い、友達のパパのポケベルに送信している場面。昔むかしにあった懐かしすぎるあの”*2*2”です。
40代以上の方じゃないとわからない世界ですね。私も大学の公衆電話でよく打ったもんです。母も打ち方を覚えてくれて、私にポケベル打ってくれていました。「何時に帰ってくる?ご飯いる?」とかw テレメッセージ派とドコモ派があった記憶です。はぁ懐かしい。
この保育園児 麻美のポケベル送信が決め手となり、友だちのパパと保育園の先生との不適切な(笑)関係も阻止!先生の退職も消え、友達の両親の離婚問題も回避!
徳を積んだ次回の麻美の2周目の人生にも期待が膨らみます!

 

ABOUT ME
よーねこ
就職氷河期の荒波にもまれ、そろそろ老眼が気になるお年頃の編集者・校正者。Webライティング、各種媒体の校正。その他、組版やチラシ作成などのDTP作業もご相談ください。